【news解説】引抜成型による湾曲形状のCFRP自動車部品

news解説

Curve in the road: First curved pultruded auto parts

Thomas Technik + Innovation KG’s radius pultrusion process unlocks new possibilities for the automotive market and beyond.

Composites World 2020/05/05

本記事では、従来の引抜成形では実現できなかった、湾曲形状のFRPの引抜成形を実現させ、自動車部品に採用された旨と、その手法について記載されています。

従来の引抜成形は樹脂を含侵させた強化繊維を引張り金型に引き込む形で成形を行いますが、本システムは成型用のダイが移動でき、強化繊維を引張りグリッパーやカッターに導くことで、一定の湾曲した引抜成形品を実現しています。
これは従来の引抜成形では直線形状しか成形ができなかったため、CFRPの主要な量産成形技術の適応範囲が大幅に拡大したことを意味します。

また、本記事で登場する本技術を開発したTTI(Thomas GmbH + Co. Technik + Innovation KG によるグループ)は、pullCUBE という、本記事の技術を採用した直線または曲面の3.5mまでの引抜成形を実現できる小型の密閉、パッケージ型の引抜成形機を開発しています。この成形機は、フォークリフトでの運搬が可能で、土木分野での施工や修理時に現場に設置しその場でパーツを製造するなどの使い方が期待できます。

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